生成AI利用方針

制定日:2026年8月10日(最終改定日:2026年9月17日)

生成AIに対するLuftelliの現在のスタンスと、創作活動における自主的な利用方針を示します。

このページの要約

行うこと

  • 制作補助としての活用:企画、文章推敲、プログラミング等の補助ツールとして利用します。
  • 非主要要素への限定利用:完成品への採用は、UI文言や背景装飾、効果音などの補助素材に限ります。
  • 利用箇所の明示:完成品で見聞きできる成果物は、作品ページ等で利用用途を公開します。
  • 適法なサービス選定:法令および利用規約、商用条件を遵守した外部サービスを利用します。
  • 許諾素材での追加学習:当サークルが学習を行う場合は、許諾を得た素材や適切なライセンスのみを用います。
  • 人の手による品質管理:誤りや不自然さがないか確認し、完成品に必要な品質を判断します。

行わないこと

  • 特定の作家・作品の模倣:意図的な作風の模倣や再現を目的とした指示・入力・学習は行いません。
  • 作品の中核要素への利用:メインビジュアル、シナリオ、主要BGMなどの核となる表現には使用しません。
  • 学習・入力拒否素材の保護:学習拒否が明示された素材は再学習の可能性があるサービスに、生成AIへの入力拒否が明示された素材は生成AIサービス全般に入力しません。
  • 委託成果物の無断AI利用:外部委託で受領した成果物を、無断でAIの学習や入力に使用しません。
  • 違法なサービスの利用:著作権侵害が明らかなAIモデルやサービスは利用しません。

方針の位置づけ

Luftelliは、生成AIを創作を支援し表現の可能性を広げる補助技術として制作活動で活用します。本方針は、生成AIに対する当サークルのスタンスと自主的な利用基準を示すものです。

第三者による当サークル作品のAI二次創作や、公開コンテンツのAI学習・入力への利用については、配信・二次創作ガイドラインが適用されます。

本方針は自主的な行動基準であり、法的保証を行うものではなく、本方針の公表のみをもって契約上の義務を設定するものではありません。個別に締結した契約には従います。

用語の定義

生成AI
利用者の指示(プロンプト等)に応じて文章、画像、音声、プログラムなどの出力を生成するAIモデルやサービス。
学習データ
AIモデルの事前学習や追加学習(LoRA等)において、挙動や出力を変化させるために使用されるデータ。
入力データ
AIモデルから出力を得るために入力する指示文、画像、音声などの情報。
生成AIによる成果物
生成AIの出力そのもの、またはその表現を実質的に残した成果物。

現行法に対する認識

日本の著作権法および公的見解に基づき、以下の認識のもとで活動します。

  • 学習段階:著作権法第30条の4に基づき、AI学習などの情報解析は、作品の表現を鑑賞・味わうこと(法律上の「享受」)を目的としない利用であれば、原則として著作権者の許諾なく行えると解釈されています。ただし、必要な限度にとどまることや著作権者の利益を不当に害しないことが条件であり、享受目的が併存する場合には適用されません。そのため、事前の個別許諾を得ていないことのみをもって、直ちに著作権侵害とは捉えません。
  • 生成・利用段階:既存の著作物との「類似性」および「依拠性」の双方が認められない限り著作権侵害には当たりません。

制作にあたっては既存著作物の権利を侵害しないよう配慮し、当サークル自身が学習を行う場合はより厳格な自主基準を適用します。

利用範囲と透明性

  • 制作工程:企画立案、調査、プログラム補助、試作等の支援ツールとして利用します。
  • 完成作品への利用制限:完成品への採用は、UI文言、補助UI素材、背景装飾、汎用テクスチャ、短い効果音など「非主要な要素」に限定します。メインビジュアル、シナリオ、主要BGMなど作品の中核要素には使用しません。
  • 透明性の確保:完成品の中でユーザーが見聞きする形(画像・文章・音声など)で生成AI成果物を使用した場合は、作品ページ等で利用箇所と用途を明示します。

学習データの取扱い

  • 自ら行う追加学習:当サークルがAIの追加学習(LoRA等)を行う場合、第三者の著作物は原則使用せず、許諾を得た素材やAI学習が認められたライセンスのデータのみを使用します。
  • 外部サービスの利用:第三者が法令に従って開発した外部AIサービスは、利用規約、商用利用条件、適法性を確認した上で総合的に利用を判断します。

入力データの取扱い

生成AIサービスへの入力にあたっては、以下の基準を遵守します。

  • 学習拒否素材の保護:AI学習の拒否が明示されている素材は、入力データが将来のAI学習に再利用される可能性があるサービスには入力しません。
  • 入力拒否素材の保護:生成AIへの入力拒否が明示されている素材は、再学習の可能性の有無にかかわらず、生成AIサービス全般に入力しません。
  • 模倣目的の禁止:特定の著作物を意図的に模倣・複製する目的での入力は行いません。

制作の委託

  • 事前合意:制作を外部へ委託する場合は、本方針を事前に提示し、生成AIの利用範囲について合意した上で発注します。
  • 受領成果物のAI利用制限:委託先から受領した成果物は、契約で明示的に認められている場合を除き、AIの入力や学習データとして使用しません。
  • 既製素材(アセット):アセットストア等の素材は委託に含めず、提供元のライセンスおよびAI方針に従って利用します。

模倣の防止とサービス選定

  • 模倣の禁止:特定のクリエイターの作風や具体的な著作物を意図的に模倣・再現する目的での指示(プロンプト)、入力、追加学習は一切行いません。
  • サービスの選定:利用規約や商用利用条件を確認し、海賊版データの流用など権利侵害が明らかなサービスは利用しません。

品質管理

生成AIの出力には誤りや不自然さが含まれる可能性があるため、無検証で採用することはせず、人間の目で品質確認と調整を行って採用可否を判断します。

参考にした公的資料

本方針の策定にあたり参照した公的法令・資料です。

  1. e-Gov法令検索「著作権法」 第30条の4等を含む現行法規
  2. 文化審議会「AIと著作権に関する考え方について」 開発・学習段階と生成・利用段階の整理
  3. 文化庁「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」 開発者・利用者向けのリスク低減方策
  4. 経済産業省「AIの利用・開発に関する契約チェックリスト」 データ利用範囲やAI生成物の契約上の確認事項

お問い合わせと改定

本方針に関するご質問は、お問い合わせページからお問い合わせください。

生成AIを取り巻く法律、判例、行政資料、社会状況及び技術は変化しています。Luftelliは、それらの変化に応じて本方針を随時見直し、変更することがあります。